1、2016年11月21日(月)スコソンホテル
挨拶 豊岡代表 日本フッソ工業(株)代表取締役
タイ国王が逝去など、企業は常にリスクを考えながら経営を維持発展される必要がある。
基調報告
畑野 吉雄氏 (株)中央電機計器製作所会長 中同協企業連携推進連絡会代表
世界旅行記から見るその国のあり方
事例報告
町井 秀年氏 阪和化工機(株)代表取締役
知的資産報告書についてベトナム進出などの経緯を報告
セミナー
講師 藤岡 資正氏 チェラロンコン大学サシン経営大学院/サシン日本センター長
テーマ「日本企業のリージョナル戦略:メコン地域の戦略的重要性を理解する」
目的
・新興市場の中でもタイを基点とするメコン地域の潜在的可能性とリスクを理解する。
・柔らかいお粥だけでなく、硬い学術的なものにチャレンジし、顎の退化を防ぐ
・ビジネススクールを体感し、理解し思っていたことに不安を感じる
・セッションに新たな問題意識を持つ
あるべき論からできる論
・企業寿命40年
・成否は絶対的ではなく相対的なもの
・多様性こそが世界を豊かにする(その地域をよく理解したうえで)
・複眼的視点が必要
・人は自分の都合の良いように理解してしまう
・スカウトのマインドセット 自分を客観的にみること
・経験のネガティブな側面
・経済も20年くらいは伸びる タイの成長力は2~3%
・中国は全要素生産性が悪い(生産性が向上しない 世界から投資人口抑制)
・高齢化の速度 2024年 仏114 独42 ベトナム 16 タイ19 ミャンマー24
・人口負担期を向かえる
・都市化にかかる課題
・タイはキャッシュエコノミーの割合が高い 露店、カラオケ、チップ
・タイの交通停滞は44日/年
・なぜ新興国が大切なのか2000年からGDP増分は2010年からは新興国(アジア)
・タイは2020年に日本と同じ市場(車)
・そのゲーム自体が何年続くか?
・セブンイレブンは日本の1/2
・グローバル化の前にアジア化
・アジアは日本企業にとっての利益創出拠点
・選択する立場から選択される立場へ サシン学生は日本企業に就職しない
・世界的な多国籍企業の500社のうち、430社の本部は北米・欧州
・アジアにある500社のうちの9社が明確なグローバル企業(ソニー・キャノン)
・多国籍企業の全売り上げの8割はホームリージョン
Think regional、ACT local forget global
・フォーカスとは何をしないか決める 誰に嫌われるかを決める
・インド12億 中国13億 メコン2,3億
・新興アジアは自らを映し出す鏡 ソリューション提供
・横の連携にはハードパワーではなくソフトパワー(選んでもらう)
・戦略とは戦いを略す事 事実とデーターは同じものではない 引き算の発想
・日本企業に求められているのは成長ではなく発展
以上藤岡氏の報告を骨子として載せますが、現地を見ながらの報告を聞く事が 重要で、日本で同じことを聞いてもピンとこない事もあったと思います。
2016年11月22日
日系現地企業見学(同友会メンバー)
1、NIPPON FUSSO(THAIRAND)
2、RIKA JTW HEAT TREATMENT CO、LTD
見学し、給料や就業規則、どの様な企業と取引しているかなど
多くを学びました。