ESGの取り組み
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ESG
ESG
ESG(環境・社会・ガバナンス)は、企業の持続的成長を支える重要な指標であり、投資判断や企業評価の基準となります。SDGsは2015年に国連で採択された2030年までの持続可能な開発目標です。ESGへの取り組みは気候変動をはじめとする社会課題の解決に寄与し、SDGs達成にも貢献します。梅南鋼材は、環境保護、社会貢献、健全な経営基盤の強化に努め、ESGとSDGsの視点から持続可能な未来の実現に貢献します。
Environment
ISOに基づいた水使用量の定期点検や、それぞれの水道の水量調節、シール貼付による注意喚起を通じて節水を推進しています。また、全工場でLED照明を導入し、スリープモード・人感センサーの活用、不要電源の管理、工程見直しによる稼働時間短縮など、デマンドコントロールによる消費電力の調整など、徹底した節電活動を行っています。
クラウド管理によるペーパーレス化や、裏紙・オンデマンド印刷の活用で紙資源の使用削減に努めています。また、ごみの分別徹底とマイボトル運動の推進により、リサイクルと使い捨て資源の削減を図っています。さらに、各工場にごみ計測器を設置し、排出量を可視化することで社員一人ひとりの意識向上を図っています。
エコドライブ宣言を行い、各車両に掲示することで、環境に配慮した運転を徹底しています。また、自社便による効率的なルート配送の実施や、ISOに基づいた適正な車両整備を通じて、無駄な燃料消費を抑制。さらに、トラックごとの燃費データを毎月評価・見直しすることで、継続的な改善につなげています。
使用済み切手等の収集・寄贈を通じて、捨てずに活かす「ステナイ生活」を推進しています。寄贈された物資は、海外での支援に役立てられています。また、ペットボトルキャップの分別回収にも取り組み、再資源化によるCO2削減と、売却益による発展途上国への医療支援に貢献しています。
クールチョイスとは、2030年度の温室効果ガスの排出量を2013年度比で26%削減するため、日本が世界に誇る省エネ・低酸素型製品・サービス・行動など、温暖化対策に資するあらゆる「賢い選択」を促す国民運動です。
弊社も2017年に賛同し、活動に取り組んでいます。
梅南鋼材は、精密切断から曲げ加工、自社配送まで一貫した独自の「プラモデル納品」体系を確立。お客さまの組立工程に合わせた無駄のない分割納品で工程効率化と環境負荷低減を実現しています。少ロットでも最大限の歩留まりで製作し、保管や運搬の手間も削減しています。
梅南鋼材は、SBT(Science Based Targets)を取得し、地球温暖化を抑えるために必要な科学的な削減目標を設定しています。SBTは、国際的な基準に基づき、気候変動対策に真摯に取り組む企業の責任と覚悟を示すものです。2025年現在、温室効果ガス排出を97.5%削減しており、今後も100%を⽬指して取り組んでいきます。
当社では、非FIT非化石証書を用いた『実質CO₂排出量ゼロ』の電力を会社全体で導入しています。使用電力をCO₂排出ゼロとして扱うことで、環境にやさしい事業活動を進めています。
今後も持続可能な社会の実現に貢献できるよう、取り組みを広げてまいります。
梅南鋼材は、環境省が推進する「エコアクション21」を取得し、企業として環境への配慮と持続可能な社会の実現に向けた取り組みを進めています。事業活動におけるエネルギー使用量の見直しや廃棄物削減、リサイクルの推進など、具体的な行動目標を定め、継続的な改善に努めています。今後も社員一人ひとりが環境意識を持ち、地域社会とともに、地球にやさしい企業活動を続けてまいります。
Social
OJTに加え、ISO9001やエコアクション21の視点を取り入れた教育訓練計画を策定し、品質・環境への意識向上を図る人材育成に取り組んでいます。「環境人づくり企業大賞」では、若手に対応した教育体制や、環境・品質・健康を融合した改善活動が評価され、2年連続で奨励賞を受賞しました。
地域の課題に即した取組や日本健康会議が進める健康増進の取組をもとに、特に優良な健康経営を実践している法人を顕彰する制度です。弊社では「健康づくり推進委員会」を設置し認定を受けました。毎年活動を継続し、2018年より認定を取得しています。
以前は、昼食を抜いたり、コンビニ食を利用したりする社員が多く見られました。そこで、会社が契約しているお弁当屋さんのお弁当を、半額程度の補助を出して利用しやすくしています。栄養バランスの確保による健康増進に加え、コンビニ食によって発生していたゴミの削減にも成功しました。
社員全員の健康診断受診を徹底するとともに、メタボリックシンドロームの予防や再検査の受診推奨にも取り組んでいます。また、残業削減など働き方の見直しを通じて、ワークライフバランスの推進にも努めています。今後も社員の健康を最優先に考え、持続可能な職場環境づくりを進めていきます。
女性が働きやすく、活躍し続けられる環境整備に取り組んでいます。製造業では珍しく女性比率が3割を超え、管理職にも女性が多数登用されています。こうした取り組みが評価され、「女性活躍リーディングカンパニー」認証や「大阪市きらめき企業賞」を受賞し、「ウェルワーク2015」にも認定されました。
地域の一員として「西成区防災協力事業所」に登録し、平常時から防災訓練への参加や地域交流を行っています。災害時には人的支援や資機材提供を通じ、早期復旧に貢献できる体制を整備。また、防災アドバンスト講習会にも参加し、地域の防災リーダーとともに災害対応力の向上にも取り組んでいます。
地域密着型企業として毎年地元の高校からの新卒採用を続けています。インターンシップや会社見学も広く受け入れており、実際に現場を見ていただいて弊社の仕事への理解を深めてもらっています。近年は西成しごと探偵団に参加し、普段あまり接点を持てない小さなお子様にも弊社を知っていただく機会を得ました。
近畿大学との産学連携では、「企業×学生×講師」で商品開発を行い、実践的な学びを通じて次世代の人材育成に貢献しています。
また、西成区や住之江区では、地域の子どもたちを対象にしたワークショップも実施。オリジナルキーホルダーづくりや金属アニマル制作など、モノづくりの楽しさを体験できる場を提供しています。
Governance
確かな品質とより良いサービス提供に向けて ISO9001品質マネジメントシステムを構築し、品質マネジメントシステムの認証を維持しております。
これにより、業務プロセスの標準化と継続的改善を推進し、経営の透明性と信頼性の向上にも努めています。
関西地域でITを活用し、優れた業績を上げている中堅・中小企業を対象とした「2017年度関西IT百撰」に選出され、さらに「優秀賞」を受賞しました。
これを契機にITガバナンスの強化と組織の持続的成長を目指しています。
当社は、災害や緊急時にも事業を継続できる体制を整備し、レジリエンス認証(国土強靱化貢献団体認証)を取得しています。レジリエンス認証とは、事業継続計画(BCP)の策定や訓練、体制構築など、リスク管理に関する取り組みが第三者機関により評価されたものです。
今後も、ガバナンスの強化と持続可能な経営を推進していきます。